ムンバイ・アーメダバード高速鉄道計画が加速――グジャラート州ナヴサリにて、新たな40メートル級箱桁の製作を開始
公開日: 01-11-2021

鉄道・繊維担当国務大臣のダルシャナ・ジャルドシュ氏は本日、グジャラート州ナヴサリのキャスティングヤード(製作基地)において、NHSRCL(インド高速鉄道公社)が推進するムンバイ・アーメダバード高速鉄道回廊向けとなる、全長40メートルの「フルスパン・プレストレスト・コンクリート(PSC)箱桁」の製作(打設)を開始しました。先月の10月28日には、同じくグジャラート州のアナンドにあるキャスティングヤードにて、最初のフルスパン桁が製作されています。

この機会に際し、ダルシャナ・ジャルドシュ氏はNHSRCLおよびL&T社に対し祝意を述べ、次のように語りました。「国全体が新型コロナウイルスの対応に追われる困難な時期にあっても、NHSRCLとL&T社は感染防止対策を徹底しながら、一貫して精力的に作業を継続し、本プロジェクトを現在の段階まで着実に進めてきました」。また同氏は、本プロジェクトの工事が極めて順調かつ迅速に進展しており、このインフラ施設がまもなくその姿を現すことになるだろうとも言及しました。

今回製作される全長40メートルのPSC箱桁は、その重量が約970トンにも及び、インドの建設業界において製作されるPSC箱桁としては最大級の重量を誇ります。この40メートル桁は、一切の施工継ぎ目(ジョイント)を持たない「一体構造」として製作されており、その構成には390立方メートルのコンクリートと42トンの鉄筋が使用されています。

高架橋の建設を加速させるため、下部構造と上部構造の工事は並行して進められています。杭、杭頭(パイルキャップ)、橋脚、橋脚頭部(ピアキャップ)を含む下部構造の工事は、現在も進行中です。一方、上部構造に関しては、路線沿いに複数のキャスティングヤードが整備されており、そこで製作されたフルスパン桁やセグメント桁を、大型重機を用いて完成済みの橋脚頭部へと架設(架橋)していく方式が採用されています。

上部構造に使用される桁の大部分は、30メートル、35メートル、40メートルといった長さの「フルスパン桁」となる予定です。ただし、敷地条件などの制約がある箇所については、あらかじめ製作されたセグメント部材を順次架設していく「セグメント工法」が採用されます。なお、フルスパン桁の架設速度はセグメント工法の約7倍に達するため、可能な限りフルスパン桁が優先的に採用されています。

現在、路線沿いの各所において、桁の製作を行うためのキャスティングヤードが合計23カ所整備されています。

各桁製作ヤードは、必要に応じて16エーカーから93エーカーの敷地面積を確保しており、高速鉄道の路線沿いに配置されています。高品質な桁を迅速に製作するため、各ヤードには、鉄筋かご製作用の治具、油圧式プレハブ型枠を備えた製作ベッド、バッチャープラント、骨材の仮置き場、セメントサイロ、品質管理試験室、作業員宿舎などの施設が整備されています。

全径間プレキャスト箱桁の架設には、ストラドルキャリア、橋梁架設ガントリー、桁運搬車、架設ガントリーといった重機が使用されます。架設作業への桁の供給を途切れなく行うため、箱桁は製作ヤードで事前に製作され、計画的に積み重ねて保管されます。ストラドルキャリアが保管場所から箱桁を吊り上げ、橋梁架設ガントリーへと引き渡します。その後、架設ガントリーが箱桁を吊り上げ、橋脚頭部(ピアキャップ)上の支承へと据え付けます。橋梁架設ガントリーを用いて最初の3〜4本の箱桁を架設した後、その上に桁運搬車を設置し、以降は桁運搬車と架設ガントリーを併用して、順次桁の架設を進めていきます。

製作ヤードおよび架設用重機の配置計画は、ピーク時において、全径間箱桁の製作および架設を月間約300本(上部工の製作・架設距離にして月間約12キロメートル分に相当)行うという要件を満たすよう策定されています。

ムンバイ・アーメダバード高速鉄道プロジェクト(MAHSR)の総延長は508キロメートルです。このうち352キロメートルはグジャラート州(348キロメートル)およびダドラ・ナガルハベリ連邦直轄領(4キロメートル)内に位置し、残りの156キロメートルはマハーラーシュトラ州内に位置しています。全352キロメートルの区間のうち、325キロメートルにわたる施工をL&T社(M/s L&T)が担当しています。同社は、パッケージC4(237キロメートル)およびパッケージC6(88キロメートル)の2つの工区を受注しています。




シュシュマ・ガウル
ゼネラルマネージャー,
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ニシャンク・バヌ氏
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プージャ・シンさん
課長補佐,
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