公開日: 06-03-2021
女性の所得創出を支援するため、「BRUDHEE」という名の自助グループが登録されました。
National High Speed Rail Corporation Limited(NHSRCL:国家高速鉄道公社)の後援下にある女性団体「Vegshakti Mahila Kalyan Sangathan(VMKS)」は本日、グジャラート州アーナンド地区において、プロジェクトの影響を受けた世帯の女性たちに対し、21台のミシンを配布しました。
NHSRCLは、プロジェクトの影響を受けた人々を対象とする「所得回復プログラム」の一環として、Rural Self Employment Training Institutes(RSETI:農村自営就労訓練機関)を通じ、アーナンド地区のボリヤヴィ村およびサマルカ村の女性たちに向けた、1ヶ月間にわたる無料の「縫製・仕立て」訓練プログラムを実施しました。これらの講座は、女性たちが新たなスキルを習得し、自ら所得を生み出して「アトマニルバル(自立)」できるよう支援することを目的として設計されています。
こうした女性たちの所得創出をさらに後押しするため、アーナンド地区において、Deendayal Antyodaya Yojana-National Urban Livelihoods Mission(DAY-NULM:国家都市生活向上ミッション)に基づく自助グループ「BRUDHEE(Bullet Rural & Urban Development by Holistic Entrepreneurial Education)」も登録されました。
またNHSRCLは、プロジェクトの影響を受けた世帯を対象として、Construction Skills Training Institute(CSTI:建設技能訓練機関)と連携した建設関連の訓練プログラムも実施しています。現在、34名を超える受講生がCSTIにて建設関連の訓練を受けており、自身のスキル向上と就労機会の拡大に取り組んでいます。
本イベントには、NHSRCLのマネージング・ディレクターであるアチャル・カレ氏(Shri Achal Khare)、VMKS会長のSmt.(氏名)らが列席しました。
サリタ・カレ(アーナンド地区用地取得担当官、CPM/NHSRCL/ヴァドーダラ)
この機会に登壇したNHSRCLのマネージング・ディレクター、アチャル・カレ氏は次のように述べました。「NHSRCLの用地取得プロセスは、補償金の支払いやR&R(移転・復旧)支援などに留まるものではありません。プロジェクトの影響を受ける人々(PAPs)を対象とした、スキル開発、所得回復に向けた職業訓練の強化、そして生計の復旧や所得創出機会の開発もその内容に含まれています。すべてのPAPsが利用可能な選択肢について十分な情報を得られるよう、また参加する機会が十分に与えられるよう、広範かつきめ細やかな対話・支援活動が現在進行中です。」
ムンバイ・アーメダバード高速鉄道プロジェクトにおいて、「所得回復計画」に基づくこれらの職業訓練プログラムから恩恵を受けたPAPsは300名以上にのぼり(うち269名はグジャラート州出身)、そのうち100名以上がすでに就職、あるいは自らの事業を立ち上げています。
MAHSR(ムンバイ・アーメダバード高速鉄道)の沿線にある様々な村落において、建設技術、ホテル経営、Pythonを用いたデータ分析、携帯電話・自転車の修理、電気工事士養成コースなど、同様の職業訓練プログラムが多数実施されています。沿線各地区における訓練機関やプログラムの一覧、参加申込書、およびNHSRCLの担当官連絡先は、公式ウェブサイト(www.nhsrcl.in)にてご確認いただけます。
追加情報:
NHSRCLの後援の下で登録された団体「Vegshakti Mahila Kalyan Sangathan(VMKS)」は、同組織の女性職員およびNHSRCL勤務職員の配偶者たちによって構成されています。同団体はすでに、IITGN(インド工科大学ガンディーナガル校)の選抜された女子学生2名に対し、BTech(工学士)課程の在学期間である4年間にわたり、年間7万5,000ルピーの奨学金をそれぞれ給付しています。
RSETI(農村自営就労訓練機関)は、農村開発省(MoRD)が主導する取り組みの一つです。その目的は、国内各地区に専用の訓練施設を整備し、農村部の若者を対象として、起業家精神の育成に重点を置いた職業訓練やスキル向上のための指導を行うことにあります。
RSETIは、インド政府および各州政府の積極的な協力のもと、銀行によって運営されています。