公開日: 27-09-2025
スラト市は、間もなく開業する高速鉄道(Bullet Train)駅の誕生により、さらなる成長と交通ネットワークの飛躍的な向上を遂げることになります。この駅は、利用者の快適性と利便性を最優先に据え、細部に至るまで配慮の行き届いた設計がなされています。心安らぐ内装、天窓から差し込む自然光、そして通気性の良いホームが一体となり、穏やかで快適な旅のひとときを提供します。
駅構内には、待合ラウンジ、授乳室、多目的トイレ、商業施設など、現代的な利用客向けアメニティが完備されています。各階層間の移動をすべての方にとって円滑かつ容易なものにするため、多数のエレベーターやエスカレーターが設置されています。特に、高齢者、障がいのある方、そして小さなお子様連れのご家族のニーズには、細心の注意が払われました。コンコース、ホーム、改札口・出口エリアを迷うことなく移動できるよう、分かりやすい案内標識をはじめ、案内キオスクや構内放送システムなど、利用客に寄り添った各種設備が導入されています。
マルチモーダルな交通連携
利用客本位の各種機能に加え、当駅は他の交通機関とのシームレスな連携も実現します。ムンバイ・アーメダバード間高速鉄道プロジェクトの一環として推進される「駅周辺開発プロジェクト(SMART)」に基づき、スラト市営公社(SMC)およびスラト都市開発局(SUDA)と連携し、「マルチモーダル統合計画」が策定・実施されています。
これにより、乗客は地下鉄、バス、タクシー、オートリキシャ、その他の地域交通機関の間を容易に乗り換えることができ、駅周辺の円滑な交通の流れが確保されます。こうした交通機関の連携により、乗り換えにかかる時間が大幅に短縮され、すべての人にとって、より迅速かつ安全で便利な移動が実現します。
スラト・バルドリ道路(Surat-Bardoli Road)近くのアントロリ村に位置する当駅は、以下に示すような複数の交通手段を通じて、優れたアクセス環境を確保しています。
• 所在地:アントロリ村(スラト・バルドリ道路付近)
• BRTS(バス高速輸送システム)バス停:330m
• 地下鉄駅(計画中):280m
• スラト鉄道駅:11km
• スラト市バスターミナル:10km
• チャルタン鉄道駅:5km
• 国道48号線(NH-48):5km
持続可能性と建築的特徴
当駅は、雨水利用システム、節水型衛生器具、環境配慮型塗料の使用など、インド・グリーンビルディング評議会(IGBC)の基準に準拠した特徴を取り入れることで、快適性と持続可能性を両立させています。
広くとられた開口部や天窓により、駅全体に自然光と自然換気が行き渡り、人工照明への依存を低減しています。さらに、植物や若木を配した景観整備(ランドスケープ)が環境を一層引き立て、緑豊かで清々しい雰囲気を創出しています。
世界的なダイヤモンドの集積地である「スラト」のアイデンティティを反映し、当駅のファサード(外観)および内装デザインは、ダイヤモンドの「ファセット(多面体)」から着想を得ています。これにより、優雅さと現代的なインフラが見事に融合した空間が実現しています。
駅の進捗状況
駅舎の躯体工事(構造工事)は完了いたしました。
内装、屋根工事、旅客施設を含む仕上げ工事が現在進行中です。
駅構内においては、RC軌道床の構築や仮設軌道の敷設といった軌道工事が完了しました。
主な特徴:
• 駅の全高:26.3メートル
• 延床面積:58,352平方メートル
• 駅舎は以下の3層構造となっています:
– 地上階:駐車場、乗降場(乗用車、バス、オートリキシャ用)、保安検査場、エレベーター、エスカレーター
– コンコース階:待合ラウンジ、トイレ、売店、発券カウンター
– プラットホーム階
プロジェクトの進捗状況(2025年9月25日現在)
インド初となる、ムンバイ~アーメダバード間を結ぶ全長508kmの高速鉄道(Bullet Train)回廊の建設が着実に進展しています:
• 高架橋323km分、橋脚工事399km分が完了
• 河川橋17橋、PSC橋(プレストレスト・コンクリート橋)5橋、鋼橋9橋が完成
• 210kmの区間にわたり、40万枚以上の遮音壁を設置
• 軌道床の構築が210軌道キロ分完了
• 架線柱(OHEマスト)を2,100本以上設置(約52kmの区間をカバー)
• パルガル地区にて、7本の山岳トンネルの掘削工事が進行中
• BKC(バドラ・クルラ・コンプレックス)~シルファタ間の21kmのうち、NATM工法によるトンネル5km分が完成
• スーラトおよびアーメダバードにおける車両基地の建設
• グジャラート州における駅上部構造の工事が最終段階に
• 高架駅およびムンバイ地下駅の底版工事が進行中
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