公開日: 11-09-2025
National High Speed Rail Corporation Limited(NHSRCL)は本日、M/s Larsen & Toubro Limitedとの間で、マハーラーシュトラ州における複線高速鉄道の軌道および関連工事(試験・試運転を含む)の設計、資材供給、および建設に関する契約を締結しました。
総延長約157ルートキロメートルに及ぶ本契約の対象範囲には、ムンバイの高速鉄道駅と、マハーラーシュトラ州・グジャラート州境に位置するザロリ村との間の全区間が含まれます。また、本工事には、4つの駅およびターネー(Thane)に設置される車両基地の軌道建設も含まれています。
グジャラート州における軌道建設工事(パッケージT-2およびT-3)は、200キロメートル以上にわたる高架橋区間において急速に進展しています。これら3つの軌道建設パッケージはすべてインド企業に発注されており、これにより高速鉄道の軌道建設技術に関するインド国内の専門知識およびノウハウが一層強化されることとなります。
インド初の高速鉄道プロジェクト(MAHSR)には、日本の高速鉄道(新幹線)で採用されている「バラストレス・スラブ軌道システム」が導入されます。この軌道システムは、RC軌道床、セメントアスファルトモルタル(CAM)、プレキャスト軌道スラブ、および締結装置付きレールの4つの主要構成要素から成ります。
NHSRCLとの間で締結された覚書(MoU)に基づき、日本鉄道技術協会(JARTS)は、インド側の技術者、作業班長、監督者、および技能者を対象とした包括的な研修・認定プログラムを実施してきました。これらのプログラムは、軌道スラブの製造、RC軌道床の構築、スラブ軌道の敷設、およびCAMの注入といった主要分野に焦点を当てた、15の専門モジュールで構成されています。
グジャラート州におけるパッケージT-2およびT-3の対象区間においては、すでに約436名の技術者が、これらの高度な技術に関する研修を修了しています。
本パッケージの一環として、軌道工事の開始に先立ち、マハーラーシュトラ州にて技術者および監督者を対象とした研修を実施する同様の取り組みが計画されています。
2025年9月8日時点のプロジェクト進捗状況:
• 高架橋の建設:320 km
• 橋脚工事:397 km
• 橋脚基礎工事:408 km
• 河川橋17橋、鋼橋9橋、PSC(プレストレスト・コンクリート)橋5橋が完成
• 203 kmの区間にわたり、40万枚の遮音壁を設置
• 軌道床の建設が202軌道km分完了
• 本線の高架橋約44 kmの区間にわたり、1,800本の架線柱(OHEマスト)を設置
• マハーラーシュトラ州内のBKC(バンドラ・クルラ・コンプレックス)〜シルファタ間を結ぶ21 kmのトンネル工事が進行中
• パルガル地区における7本の山岳トンネルの掘削工事が進行中
• グジャラート州内の全駅において、上部構造の工事が最終段階に到達
• マハーラーシュトラ州内において、高架駅3駅すべてで工事が開始されたほか、ムンバイ地下駅ではベーススラブ(基礎床版)の打設工事が進行中
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