国家高速鉄道公社(NHSRCL)は、ムンバイ・アーメダバード間高速鉄道(ブレットトレイン)路線のマハーラーシュトラ州区間において、ダハヌ(マハーラーシュトラ州)のサカレ村にて、全長40メートルにおよぶ最初の「フルスパン・プレストレスト・コンクリート(PSC)箱桁」の架設を成功させました。
同路線のマハーラーシュトラ州区間は全長156kmであり、以下の要素で構成されています。
全長40メートルの各PSC箱桁は、約970トンもの重量があり、これはインドの建設業界において過去最重量の記録となります。これらの桁は、390立方メートルのコンクリートと42トンの鋼材を使用し、施工継ぎ目のない単一の構造体(モノリシック構造)として一体成形されています。
高速鉄道プロジェクトにおいては、フルスパン桁の採用が推奨されています。これは、セグメント桁を使用する場合と比較して、最大10倍もの速度で建設を進めることが可能となるためです。
これらのフルスパン・プレキャスト箱桁の架設作業には、ストラドルキャリア、橋梁架設用ガントリー、桁運搬車、架設用ガントリーといった、国産の特殊大型重機が活用されています。
シルファタからグジャラート州・マハーラーシュトラ州境に至るルート沿いには、合計13カ所の製作ヤードが計画されており、そのうち5カ所が現在稼働中です。
この実績ある技術は、2021年4月より「ブレットトレイン(高速鉄道)」プロジェクトに導入されており、グジャラート州内でこれまでに完成した全長307kmの高架橋建設に貢献しています。
最近の主な進捗としては、ヴィラール駅およびボイサール駅における初となるスラブ(床版)の打設が挙げられます。
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