ムンバイ地下新幹線駅の第1基礎スラブ
公開日: 04-12-2024

2024年11月30日、ムンバイ高速鉄道駅の最初のコンクリート基礎スラブが打設されました。その深さは地表から約32メートルで、これは10階建てのビルに相当する深さです。

同駅は「ボトムアップ工法」を用いて建設されています。これは、地表レベルから掘削作業を開始し、基礎部分から順にコンクリート打設を進めていく方式です。

このスラブは厚さ3.5メートル、長さ約30メートル、幅約20メートルの規模を持ちます。これは同駅の建設において打設される全69枚のスラブのうちの第一号であり、高速鉄道駅の構造体としては最も深い位置にあたる層を形成することになります。

このスラブに関する注目すべき事実:

  • 681トンの高強度鉄筋を使用
  • 6,200個の鉄筋継手(カプラー)を使用
  • 2,254立方メートルのM60グレード・コンクリートを使用
  • 4,283トンの骨材を使用
  • コンクリートは、それぞれ120m³の処理能力を持つ2基の現場内バッチプラントから供給されました。打設時のコンクリート温度は、現場内に設置された製氷・チラー設備を用いて25℃以下に保たれるよう厳密に管理されました
  • スラブの打設に先立ち、十分な防水対策が講じられました

ムンバイ高速鉄道駅について:

マハーラーシュトラ州のバンドラ・クルラ・コンプレックスに位置するムンバイ高速鉄道駅は、ムンバイ・アーメダバード高速鉄道(HSR)ルートにおいて唯一の地下駅となります。

プラットホームは地表から約24メートルの深さに設置される計画です。駅施設は、プラットホーム階、コンコース階、および設備階を含む3層構造となります。なお、これらの構造物を構築するための掘削作業は、地表から深さ32メートルまで行われています。

同駅には6面のプラットホームが設置され、各プラットホームの長さは約415メートル(16両編成の高速鉄道車両を収容するのに十分な長さ)となります。

当駅は、地下鉄および道路網との接続が確保されます。

出入口は2箇所が計画されており、一方は近接する地下鉄2B号線の駅へのアクセスを円滑にするため、もう一方はMTNLビル方面に向けて設置されます。

駅の設計にあたっては、コンコースおよびホーム階において、旅客の移動や各種設備・アメニティのために十分なスペースが確保されるよう配慮されています。

また、自然光を取り入れるための専用の天窓(スカイライト)も設けられています。


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